1.OS起動時に詳細メッセージを表示するように修正してみます。

    
/etc/default/grubファイルをエディタで編集します。
左の画面はCentOS7のデフォルト状態grubファイルです。
下から2行目にrhgb quietの記述があります。

  
rhgb quiet を削除すると起動時に詳細情報を表示してくれるようになります。


変更した内容を grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg  コマンドでgrub.confに反映させます。


次回OS起動時から詳細情報が表示されるようになります。ただしスピードが速くて何が表示されているかよく読めません。
2.前回選択したOSバージョンで次回自動的に起動するようにします。


最新バージョンのカーネルが調子悪くて一つ前のバージョンで立ち上げるように設定したい時などに便利です。
/etc/default/grubファイルをエディタで編集します。
左の画面はCentOS7のデフォルト状態grubファイルです。


GRUB_SAVEDEFAULT=true を追加しておくと、起動時に選択したカーネルを覚えてくれて次回以降はそのカーネルがデフォルトで選択されます。
 

 起動時に上から2つめの3.10.0-862.9.1バージョンを選んで起動してみます。
 

 次回OSをリブートしてからカーネルバージョンをしらべると、前回立ち上げたときに選択したバージョンが選ばれています。


最終更新日時: 2023年 10月 13日(金曜日) 10:49