(40) CentOS7上のMoodle3.2とMahara16.10.2を連携
完了要件
1.概要
MoodleとMaharaを同じサーバーに載せて、MoodleからMaharaにシングルサインオン(SSO)できるように連携設定をします。
たとえば、Moodle上で学生が課題を提出して、ついでに同じページでポートフォリオにエクスポート操作するとMaharaにも課題が保存されるような使い方を想定しています。
2.準備
CentOS7の載ったサーバーにMoodle3.2とMahara16.10.2を普通にインストールします。
Moodleにはコースと各ユーザーを全部登録します。Maharaにはインストール時に管理者ユーザーのみ登録すれば、その他の学生ユーザーなどはMoodleからSSOするので登録不要です。
3.Moodleに管理者ユーザーでログインして設定
3-1サイト管理 -- 拡張機能
・「ポートフォリオを有効にする」をOnにします。
・「ネットワーキング」をOnにします。
・同じページの下の方で「変更を保存する」ボタンをクリックします。
3-2 サイト管理 -- プラグイン
・認証 -- 認証管理 -- MNet認証 -- 目玉マークOnにします。
ここまででいったんMoodleからログアウトして、Maharaにログインします。
4.Maharaに管理者ユーザーでログインして設定します
4-1.サイト設定 -- ネットワーキング 「ネットワーキングを有効にする」を Yesにして「変更を保存する」をクリックします。
4-2.インスティテューション
・管理ホーム -- インスティテューション -- インスティテューションを追加する
インスティテューション名 Moodle
ユーザー登録を許可する Yes
登録を確認する Yes
デフォルトのメンバーシップ機関 終了日無し
言語 サイトデフォルト(日本誤)
認証プラグイン XML-RPC - 外部アプリケーションからのSSOで認証するを選択し追加
認証局名 認証局名を入力します TotsuTest
WWWROOT 連携するMoodleのURLを入力します。 http://pc012132.totsu.co.jp/moodle
サイト名 連携するサイトの名前を入力します(名前に決まりはありません)
アプリケーション Moodleを選択します
ポート番号 Moodleが稼働しているWebサーバーのポートを指定します(通常は 80 です)
親認証局 None
SSOの方向 MoodleとMaharaでどちらが主体(または双方が主体)になるかによって設定が異なります。
今回はMoodleからMaharaへSSOさせますので「こちらへSSOさせる」にします。
ログイン時、ユーザ情報を更新する Yes
こちらでユーザを自動作成する Yes
こちらにコンテンツをインポートさせる Yes
送信をクリックする
MoodleとMaharaを同じサーバーに載せて、MoodleからMaharaにシングルサインオン(SSO)できるように連携設定をします。
たとえば、Moodle上で学生が課題を提出して、ついでに同じページでポートフォリオにエクスポート操作するとMaharaにも課題が保存されるような使い方を想定しています。
2.準備
CentOS7の載ったサーバーにMoodle3.2とMahara16.10.2を普通にインストールします。
Moodleにはコースと各ユーザーを全部登録します。Maharaにはインストール時に管理者ユーザーのみ登録すれば、その他の学生ユーザーなどはMoodleからSSOするので登録不要です。
3.Moodleに管理者ユーザーでログインして設定
3-1サイト管理 -- 拡張機能
・「ポートフォリオを有効にする」をOnにします。
・「ネットワーキング」をOnにします。
・同じページの下の方で「変更を保存する」ボタンをクリックします。
3-2 サイト管理 -- プラグイン
・認証 -- 認証管理 -- MNet認証 -- 目玉マークOnにします。
ここまででいったんMoodleからログアウトして、Maharaにログインします。
4.Maharaに管理者ユーザーでログインして設定します
4-1.サイト設定 -- ネットワーキング 「ネットワーキングを有効にする」を Yesにして「変更を保存する」をクリックします。
4-2.インスティテューション
・管理ホーム -- インスティテューション -- インスティテューションを追加する
インスティテューション名 Moodle
ユーザー登録を許可する Yes
登録を確認する Yes
デフォルトのメンバーシップ機関 終了日無し
言語 サイトデフォルト(日本誤)
認証プラグイン XML-RPC - 外部アプリケーションからのSSOで認証するを選択し追加
認証局名 認証局名を入力します TotsuTest
WWWROOT 連携するMoodleのURLを入力します。 http://pc012132.totsu.co.jp/moodle
サイト名 連携するサイトの名前を入力します(名前に決まりはありません)
アプリケーション Moodleを選択します
ポート番号 Moodleが稼働しているWebサーバーのポートを指定します(通常は 80 です)
親認証局 None
SSOの方向 MoodleとMaharaでどちらが主体(または双方が主体)になるかによって設定が異なります。
今回はMoodleからMaharaへSSOさせますので「こちらへSSOさせる」にします。
ログイン時、ユーザ情報を更新する Yes
こちらでユーザを自動作成する Yes
こちらにコンテンツをインポートさせる Yes
送信をクリックする
管理者としてMoodleへログイン
サイト管理メニューから「ネットワーキング」-「ピアを管理する」をクリック
ピアの管理ページを表示します
ホスト名にMaharaが稼働しているサーバーのFQDNを入力します
アプリケーションタイプに「Mahara」を指定します
ホストを追加するボタンをクリックします
表示された画面にサイトURLを入力し、更にMaharaで表示される公開鍵をコピーして貼り付けます。
サービスタグをクリックして連携設定をおこないます
あなたの「ローカル」ユーザが他のMoodleネットワークホストを散策できるような権限をコントロールするにはロールシステムでユーザに「mnetlogintoremote」ケイパビリティを付与してください。
プロファイルフィールドタブをクリックして設定します。
「プラグイン」-「ポートフィリオの管理」をクリックし表示されたポートフォリオプラグインの中からMahara eポートフィリオを有効・表示にします。
Moodleのダッシュボード-サイト管理-ユーザ-パーミッション-ロールを定義するを開きます。
認証済ユーザの設定を開きポートフォリオにエクスポートするを許可します
Mnet経由でリモートアプリケーションを散策するを許可します
これでMoodleとMaharaの連携設定が完了です。
学生ユーザー権限でMoodleにログインし、課題のレポートを提出するとポートフォリオにエクスポートするという項目が表示されます
ポートフォリオにエクスポートするをクリックするとデータ設定画面が表示されます
次へをクリックすると確認画面が表示されます
続けるをクリックするとファイルがMaharaにエクスポートされます
続けてエクスポート先のMahara画面が表示されます。
最終更新日時: 2023年 10月 13日(金曜日) 10:48